出生前検査について相談できるところ
出生前検査について相談できるところ
出生前検査について知りたいこと、話してみたいことがある方は、妊婦健診で通院している産婦人科医療機関の医師や助産師、市区町村の母子保健窓口などで相談することができます。お声をかけてください。
また専門家、ピア・サポーター(葛藤や病気の経験者)による相談が受けられる場所があります。
さまざまな立場、専門分野の人に相談できます。
医療施設
遺伝カウンセリング
「遺伝カウンセリング」には、染色体や遺伝子の問題がかかわる病気について専門的な勉強をした医師(臨床遺伝専門医)、認定遺伝カウンセラーがいます。
おなかの赤ちゃんの検査についてだけでなく、赤ちゃんの病気に関すること、ご自身やご家族の病気のこと、妊娠・出産やその後の子育てに関連した悩み・不安にもお応えします。赤ちゃんに病気があるとわかったときには、赤ちゃんのその後の発育についても相談できます。
カップルでよく話し合う場をもちたいと感じたときなどにもお気軽にご相談ください。
遺伝カウンセリングはおもに大学病院などの大きな病院や、専門の施設などで受けられます。
予約が必要です。初回は1時間程度かけてお話することが多いです。
自費診療となり、料金は１時間で10,000円くらいですが、施設によって違います。数は少ないですが、オンラインで受けられるところもあります。
予約が必要です。初回は1時間程度かけてお話することが多いです。
自費診療となり、料金は１時間で10,000円くらいですが、施設によって違います。数は少ないですが、オンラインで受けられるところもあります。
下記もご覧ください。
妊婦さん向けの遺伝カウンセリングが受けられる大きな病院
NIPT認証施設制度が認証する施設
当委員会でNIPT実施施設として認証している施設では、遺伝カウンセリングが受けられます。他院で妊婦健診を受けている方も、遺伝カウンセリングを受けることができます。
NIPTを実施する認証施設の一覧
こちらからご覧ください。
ピアサポートなど
公益財団法人 日本ダウン症協会
ダウン症に関する知識の普及啓発、情報の提供、調査研究、ダウン症のある人たちとその家族に対する電話相談等を行っている団体で、ダウン症のある人たちとその家族の福祉の増進に寄与することを目的としています。
電話相談
電話相談員は成人期のダウン症のある方を家族にもち当協会の研修を受けたピアサポーターです。「ダウン症であるかもしれない・ダウン症です」と告知された方の不安な気持ちに寄り添いながら、ダウン症のある方の生活や健康・福祉について小さなことでも質問を受けることができます。
NIPTに関しては専門の医療関係者・相談員につなげています。お気軽にご連絡ください。無料の相談窓口です。
専用電話 080-6590-1824
（受付時間：月曜日～金曜日の10時半～15時）
- ※メールでの相談はおこなっていません。
- ※電話は相談員直通です。
相談員が個人名で電話を取ることがありますので、日本ダウン症協会の相談を受けたい旨お伝えください。
相談事業について詳しくはこちらをご覧ください。
NPO法人 親子の未来を支える会
出生前検査によって不安を抱えたり孤立したりする家族を支える非営利組織で、寄付と助成金により運営されています。診断の前でも後でも、胎児の健康についてさまざまな悩みや不安にお答えします。
NIPTでわかる病気、わからない病気どちらでも対応します。次のような相談窓口があります。
オンライン相談「胎児ホットライン」
オンラインによる無料の相談窓口です。
出生前検査前後の選択、赤ちゃんの病気などに関わる不安や葛藤について必要な情報や支援を提供します。
会の研修を受けた助産師、看護師、保健師、心理や福祉の専門家、認定遺伝カウンセラー、患者家族など、さまざまな背景を持つ相談員が、相談者の価値観を尊重しながら中立的な立場で相談に乗ります。相談者のニーズに応じて、ピアサポートへ繋がることもできます。
詳細と予約はこちらをご覧ください。
オンライン掲示板「ゆりかご」
先天性の病気などがある赤ちゃんについてニックネームで相談できます。出生前検査や先天性の病気などがある赤ちゃんの妊娠、養子縁組などの経験者や専門家が登録しています。
他の家族がどのように意思決定をしたのかを知ったり、気持ちを共有したりすることができます。無料です。
詳細はこちらをご覧ください。